この家の近くには、フランク・ロイド・ライトが冬を過ごし、現在は建築コミュニティとなっているタリアセン・ウエストがある。
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竣工からまもなく撮影された航空写真。
敷地内は一面に芝生が広がり、曲線状に通路がつくられていることがわかる。
同じくライトの設計によるゲストハウスは1956年に増築。ゲストハウスは、キャメルバック・マウンテンが見える北向きではなく母屋に面している。
「作業スペース」と書かれていた小さなキッチン。
マスターベッドルームの円すい型の暖炉。もうひとつ同じものがリビング・ダイニングにある。
照明によってマホガニーの天井板の重なりが強調され、船のようなフォルムが美しく映える。
ライトがデザインし、スタニスラヴ・ヴソスキーが織ったオリジナルのラグがリビング・ダイニングにあったのだが、以前のオーナーによって競売されてしまっていた。こちらのラグは、ローリングさんがライトの元弟子でアーティストのリン・ポーと協力し、ライトのオリジナルデザイン「マーチ・バルーンズ」をもとに新しく作らせたもの。
エントランスの傾斜路は、グッゲンハイム美術館の前身といえるデザインだ。傾斜路は玄関ドアにつながり、さらに屋上デッキへと続く。
マスターベッドルーム部分が、左側のブロック柱からカンティレバーで突き出ている。
この中庭にはかつて、ひし形の浅いプールがあった。
鉄筋コンクリートの床が、コンクリートブロックの柱の上に載っている。リビングルームとベッドルームに沿ってカーブするバルコニーは、部屋をつなぐ屋外廊下としても機能している。
素の色のコンクリートブロック、木製の窓枠、亜鉛メッキと塗装を施した金属の屋根
1952年に完成されたこの家は、ライトが同時期にニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館向けに提案していた、らせんと傾斜路によるデザインの試作的な建築でもある。
ライトは、45分ほどでトレーシングペーパーにデザインをスケッチし、「南西部に暮らすための家」とタイトルをつけた。
写真は、建設途中の家で撮影されたデヴィッド・ライトとグラディス。デヴィッドはエンジニアリングを学び、コンクリートブロック製造会社の代理店の仕事をしていた。
この家の近くには、フランク・ロイド・ライトが冬を過ごし、現在は建築コミュニティとなっているタリアセン・ウエストがある。
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