元気に森と暮らすミルフィーユのいえ・リビング~ダイニング・キッチン

with SPACE VISION 【健康希求欲をくすぐる「ぶら下がり棒」を設置】    経年によるライフスタイルの変化に合わせるリノベーションによって、間取りを大幅に変更して、リビングを過ごしやすく広げるために、かつて壁内に隠れていた管柱をあらわし仕上げとしたことで、健康希求欲を満足できるよう、ステンレス加工のぶら下がり棒を製作して取り付けている。 【ミルフィーユをいたる所に!】    アクセントとなる壁は麦わら素材のハーベストパネルOSSBで仕上げ、建具枠や窓額縁、造作家具、ダイニングテーブルをはじめとして、ミルフィーユを想起させる美しい断面模様のある白樺耐水合板の積極的な採用を提案し、製菓業界に縁のある住まい手も「本当にミルフィーユみたいで面白い!」と大変気に入ってくださったため、いたる所に目につくようにふんだんに活用している。   【リノベーションを機に床を明るい色調へ】   リノベーションによってエコマテリアルである自然素材、特に木を肌で感じる住まいづくりを行なおうと心がけ、既存住宅の床材とイメージをガラリと変えて空間により広がりが感じられるように、明るい色調のフローリング材とすべく、ホワイトオイル自然塗装を施したやや幅広のアッシュ(タモ)をセレクトしている。    【多様な空間演出を可能とする様々な照明配置】   ダイニングテーブルとアイランドキッチンの上部は白熱色~蛍光色可変型ダウンライトとし、細かな手仕事や読書の際は蛍光色で、くつろいだり食事の際は白熱職に出来たり、吊り戸棚の上部に間接照明を仕込んで多様な照明演出を可能としている。